SPring-8/SACLA利用研究成果集
Online ISSN : 2187-6886
Section A
X線1分子追跡法による膜電位センサーの高速ダイナミクス計測
竹下 浩平関口 博史
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2023 年 11 巻 1 号 p. 6-9

詳細
抄録
 本研究課題では電位依存性プロトンチャネル(VSOP/Hv1)を用い、膜電位変化依存的に静的状態から活性化状態への電位センサーの構造変化を Diffracted X-ray Tracking (DXT) 法にて追跡することを目的とする。リアルタイムな電位センサーの動きを観測することができれば、未だ様々に議論されている膜電位依存的な電位センサーの作動機構の解明の足がかりとなると考えられ、電位センサーをもつ多くのイオンチャネルの共通作動原理の解明にもつながると考えられる。
著者関連情報

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja
前の記事 次の記事
feedback
Top