SPring-8/SACLA利用研究成果集
Online ISSN : 2187-6886
Section A
低温高圧固体酸素に対するX線ラマン散乱測定
福井 宏之山岡 人志バロン アルフレッド石井 啓文平岡 望
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2025 年 13 巻 4 号 p. 186-188

詳細
抄録
 酸素単体の高圧相であるイプシロン相の磁性について知見を得るために、共鳴X線非弾性散乱スペクトロメータを応用したX線ラマン分光測定系を開発した。この分光器を用いて、低温および室温条件において、0.5 eV のエネルギー分解能で固体酸素の酸素端のX線ラマンスペクトル測定を実施した。得られた結果では、イプシロン相の出現に対応する圧力およびイプシロン相の半金属化に対応する圧力で変化が見られたが、磁気転移に対応する明瞭な変化は見られなかった。
著者関連情報

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja
前の記事 次の記事
feedback
Top