(株)日立製作所 日立研究所
(公財)高輝度光科学研究センター
2014 年 2 巻 1 号 p. 40-43
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次世代リチウムイオン電池の開発には、リチウムの挿入脱離反応を三次元で可視化する評価法が要望されている。そこで、二次元XAS、およびラミノグラフィー法を応用した三次元XASによる遷移金属の価数分布の可視化計測法を検討した。二次元XASからLiFePO4におけるLiの挿入脱離反応は非一様であることが判明した。また、リチウム正電極の三次元像の構築には成功したが、電極断面における反応分布の識別は困難であることが判明した。
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