SPring-8/SACLA利用研究成果集
Online ISSN : 2187-6886
Section A
高分解コンプトン散乱実験による電子ドープ超伝導体母物質の運動量分布関数に対するアニール効果の研究
藤田 全基櫻井 吉晴伊藤 真義山田 和芳
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ジャーナル オープンアクセス

2019 年 7 巻 1 号 p. 9-12

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抄録
T’ 構造銅酸化物の超伝導化に必要不可欠である還元アニールの役割を解明するために、Pr1.4La0.6CuO4-δ の as-grown 試料とアニールした試料に対してコンプトン散乱X線実験を行った。両試料に対して得られた電子の運動量分布関数の比較から、アニールより Cu サイトの電子状態が主に変化する事が示唆された。このことは、アニール処理が電子ドープ効果としての役割を主として持つことを示している。
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