2014 年 5 巻 1 号 p. 5_23-5_28
【目的】ACL再建術後の症例にAlter GによるBWSTT(body weight supported treadmill training)を施行することが,術後の疼痛・筋力の早期改善,手放し歩行の早期獲得,在院日数の短縮などに繋がり,急性期の理学療法に有効であるかを検討した。【方法】当院でACL再建術を施行した症例をAlter G使用群(n=12)と不使用群(n=12)に分け,在院日数,退院時移動能力(手放し歩行or松葉杖),疼痛(膝痛のFace Scale),膝伸展・屈曲筋群の筋力推移を比較検討した。【結果】使用群の方が在院日数は短く,手放し歩行獲得者が多かった。疼痛の改善も使用群の方が良好であった。筋力推移に関しては,2群間で差が認められなかった。【結論】ACL再建術後の症例において,Alter GでのBWSTTは,術後の痛みの改善も良好で,術後の早期退院・早期手放し歩行の獲得が可能となったことから,術後急性期のリハビリテーションに適していると考えられた。