2016 年 1 巻 p. 44-49
SSPSは多数の発送電一体型パネルによって構成される大規模発電衛星である.発電側に太陽電池,送電側にアンテナを搭載した発送電一体パネルが用いられ,マイクロ波で地上へエネルギーを送る.静止衛星軌道上に建設されるSPSは,送電側は常に地球方向を向き,太陽との位置関係が周期的に変化する.そのため,発送電パネルは周期的な熱変形が生じる.その変形を補正するため,カーボンナノチューブアクチュエータによる制御を提唱し,検討を行っている.本論文では,CNAの発生力と変形形状予測について論じる.