宇宙太陽発電
Online ISSN : 2432-1060
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シンポジウム論文
パネル構造をもつSPSのためのパネル位置推定を用いた位相補正技術の制御精度に関する研究
石川 峻樹篠原 真毅
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2016 年 1 巻 p. 62-65

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抄録

 テザーSPSのように,多数のパネルを接続することにより構成されたSPSは,パネル接続部が可動であることから,送電アンテナのアンテナ面の形状を維持することが困難である.SPSにおけるマイクロ波電力伝送の実現のためには,アンテナ面のゆがみによる影響を補正するビーム制御を行う必要がある.本研究では,パネル構造を持つSPSのシステムを対象として提案されたPAC法と呼ばれる手法の位相補正の制御精度の評価について述べる.

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© 2016 宇宙太陽発電学会
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