表面科学学術講演会要旨集
2018年日本表面真空学会学術講演会
セッションID: 3Gp12S
会議情報

11月21日(水)
DNA-タンパク質集合体におけるクーロンブロッケードネットワークの電気特性
*中島 剛志山口 晴正大塚 洋一松本 卓也
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
DNAを鋳型にしたDNA-タンパク質集合体の電流-電圧測定において、温度に依存する閾値特性がクーロンブロッケードモデルで理解できることが報告されている。本研究では、シトクロムc薄膜の電気特性を報告し、これまでの報告との系統的な比較を行った。その結果、閾値を与える電荷エネルギーがタンパク質分子に由来し、DNAネットワークが構造因子としてクーロンブロッケードアレイの次元性を決めていることが分かった。
著者関連情報
© 2018 公益社団法人 日本表面科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top