表面科学学術講演会要旨集
真空・表面科学合同講演会
(第30回表面科学学術講演会・第51回真空に関する連合講演会)
日本真空協会・社団法人日本表面科学会
セッションID: 5P-070
会議情報

11月5日(金)
走査トンネル顕微鏡によるSiC表面上のグラフェン形成過程に関する研究
*北田 祐介佐々木 悠祐大久保 雄平碇 智徳内藤 正路中尾 基西垣 敏
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

SiC基板を真空中で通電加熱するとグラフェンが形成されることが知られている。グラフェンはSiより高い電子移動度を持つことから、デバイスへの応用が期待され盛んに研究が行われている。しかし少しの格子欠陥で電子移動度は著しく低下しているのが現状である。そこで我々はSTMとLEEDを用いてSiC表面のグラフェン形成過程を明らかにし、格子欠陥のないデバイス化に向けたグラフェンを選択成長させることを目的として研究を行った。

著者関連情報
© 2010 社団法人 日本表面科学会/日本真空協会
前の記事 次の記事
feedback
Top