表面科学学術講演会要旨集
第31回表面科学学術講演会
セッションID: 15P-12S
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12月15日(木)
Si(111)√3×√3-Mn表面RHEEDパターンの作製条件依存性:歪みおよびドメインサイズ
*田中 浩太木村 明日香服部 賢大門 寛
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抄録

Si(111)√3×√3-Mnは強磁性を有するB20-MnSi薄膜系である。そのキュリー温度Tcは歪みに依存してバルク(29.5K)より高くなる(43K)との報告がある。通常作製される√3構造はRHEEDでストリークでありドメインは小さい。広いドメインで歪みを保持する薄膜を作製できれば、43Kよりも高いTcが期待できる。我々はそのような薄膜(√3スポット)の作製条件を見出したのでその詳細を報告する。

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© 2011 公益社団法人 日本表面科学会
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