表面科学学術講演会要旨集
第33回表面科学学術講演会
セッションID: 27P006
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11月27日(水)
界面における電子正孔対の解離シミュレーション
*佐藤 紅介中山 隆史
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抄録

有機分子固体を使った太陽電池では、高効率を目指し最適な分子種や構造の探索が行われている。この系での励起子の熱的な遅い解離は準古典的マーカス理論に基づて理解されるが、結晶性の良い系や鎖状へテロ分子固体では、非散逸で量子的な速い解離過程が出現すると期待されるが、未だその理論は存在しない。そこで我々は、1次元モデルを用い、電子正孔対波束の時間発展計算を行い、界面での量子的な励起子解離過程を調べた。

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© 2013 公益社団法人 日本表面科学会
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