主催: 公益社団法人日本表面科学会, 一般社団法人日本真空学会
Naフラックス法は、温度700~900℃、窒素30~40気圧の条件でGa/Na溶液中に窒素を溶解させ、過飽和状態にすることでGaN結晶を析出させる方法である。
大阪大学では、高品質化と大型結晶化の両方を実現するために、Naフラックス法を用いてサファイア上に配向した微小種結晶からのGaN結晶成長技術の研究開発を進めている。現在、微小種結晶から独立に成長した複数のGaN結晶を合体させること で、4インチ以上の高品質GaN結晶が育成されている。