抄録
交流を直流に変換するための整流回路の混迷から抜け出すことを目指して、先の主張に引き続いて、範囲を広げて文献調査を行った。日本語の文献については1934年以前のものを新たに入手し分析した。その結果、日本では1925年頃から“半波整流”、“全波整流”、“両波整流”が、また、1930年頃から“片波整流”が使われ始めたことが分かった。外国語については、従来から対象にした英語だけでなく、ドイツ語やオランダ語などにも調査の範囲を広げたところ、ドイツ語に“Halbweg”、“Einweg”、“Vollweg”、”Doppelweg”といった用語があることが分かった。また、日本語の英訳に関して新たな懸念が認められることが分かった。本報ではそれらの内容が紹介されており、合わせて、現状を打開するための意見が述べられている。