聖マリアンナ医科大学雑誌
Online ISSN : 2189-0285
Print ISSN : 0387-2289
ISSN-L : 0387-2289
雑報
聖マリアンナ医科大学東横病院のCOVID-19に対する取組み
古畑 智久 阿部 征子松田 梨那
著者情報
キーワード: COVID-19, 診療体制
ジャーナル フリー

2024 年 51 巻 Suppl 号 p. S267-S271

詳細
抄録

東横病院は,情報共有を主な目的として2020年2月27日にCOVID-19対策本部を設置した。発足当初の目標は,感染症や呼吸器疾患の専門医が不在であるとの理由で,病院版のゼロコロナ政策であった。その後,ウイルス検査,発熱外来,後方搬送の受け入れ,ワクチン接種など徐々にCOVID-19診療の役割を担うようになり,2021年4月には神奈川県内のCOVID-19病床の逼迫状態を鑑み軽症・中等症Iに限って,COVID-19陽性患者の診療を行うこととした。病院機能の変化に応じてCOVID-19対策本部の組織を適時改変して,COVID-19感染拡大への対応を行ってきた。

著者関連情報
© 2024 聖マリアンナ医科大学医学会
前の記事 次の記事
feedback
Top