健和会大手町病院耳鼻咽喉科 島根医科大学耳鼻咽喉科
島根医科大学耳鼻咽喉科
1999 年 11 巻 3 号 p. 411-417
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耳下腺癌の1症例に対し末梢血幹細胞輸血を応用した超大量化学療法を施行した.症例は45歳, 男性.主訴は右顔面麻痺と右難聴であった.画像所見より腫瘍は副咽頭間隙から側頭骨を経て小脳橋角部への進展が認められた.本症例に対しチオテパ, サイクロフォスファミドを用い末梢血幹細胞輸血を応用した超大量化学療法を行った.治療の結果, 小脳橋角部の腫瘍径は30%まで縮小を認めた.
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