膵臓
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〔特集〕「急性膵炎診療のガイドライン」をめぐって
搬送基準―欧米のガイドラインとの比較,問題点と対策,期待される効果―
木村 康利平田 公一
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2006 年 21 巻 6 号 p. 500-503

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抄録
2003年に「エビデンスに基づいた急性膵炎の診療ガイドライン」が上梓された.本ガイドラインにおいて搬送基準を設定した意図は,急性膵炎治療成績の向上と救命率の改善にある.急性膵炎は重症化するほど死亡率が高率となることから,搬送基準のコンセプトは,1)重症と判定された症例に対する迅速・確実な対応,2)重症化リスクを有する症例の拾い上げ,である.本ガイドラインでは,重症度診断をもとにした専門施設への搬送が推奨されているが,搬送基準の普及・認知度は充分とはいえない.今後の改訂を経て,実地臨床上有用で,本邦の実情に即した搬送基準へ改善していくことが重要である.さらに,臨床現場への普及・認知に関してもさらなる努力が必要である.
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© 2006 日本膵臓学会
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