膵臓
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特集:膵疾患画像診断における最近の進歩
膵疾患画像診断における最近の進歩
廣岡 芳樹伊藤 彰浩川嶋 啓揮大野 栄三郎石川 卓哉松原 浩伊藤 裕也中村 陽介平松 武中村 正直宮原 良二大宮 直木後藤 秀実
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2011 年 26 巻 1 号 p. 3-5

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抄録
膵疾患画像診断における最近の進歩について概説した.超音波検査はLevovist®やSonazoid®などの超音波造影剤が使用可能になることで,B-mode画像に血行動態を加味した診断が出来ることになった.このことは電子走査化によってEUSにおいても重要な意義を有することになった.細胞質や細胞外液中に存在する水分子の水素原子核(プロトン)の拡散を検出し拡散強調画像(DWI)として画像化する技術やperfusion CTの現状を知ることは膵の画像診断を考える上で極めて重要である.
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© 2011 日本膵臓学会
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