膵臓
Online ISSN : 1881-2805
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特集 膵インターベンションの最前線
切除不能膵癌に対する強力集束超音波治療
祖父尼 淳, 森安 史典, 佐野 隆友, 藤田 充, 糸川 文英, 土屋 貴愛, 辻 修二郎, 石井 健太郎, 池内 信人, 鎌田 健太郎, 田中 麗奈, 梅田 純子, 殿塚 亮祐, 本定 三季, 向井 俊太郎, 糸井 隆夫
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キーワード: 強力集束超音波, 膵癌
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2015 年 30 巻 2 号 p. 199-209

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抄録
High intensity focused ultrasound(HIFU)治療は,その超音波発信源を多数取り付けた発信源から超音波を腫瘍の目的部位の1点に集束させ,体外から組織の焼灼を行う治療法である.焦点領域のみを80~100度に加熱し,熱エネルギーおよびキャビテーションの作用により組織を凝固壊死させ,焦点領域以外の介在組織にはほとんど影響を与えないという治療法である.われわれは切除不能膵癌に対するHIFU治療の安全性と有効性を検証するため,Yuande Bio-Medical Engineering社のFEP-BY02 HIFU Systemを用いて臨床試験を2008年12月より行った.膵癌に対するHIFU治療は問題点もあり,さらなる検討や症例の蓄積が必要であるが,われわれの検討では切除不能膵癌に対し安全にHIFU治療を行うことが可能であり,今後,予後不良な膵癌への低侵襲治療のひとつとなりうる可能性が示唆された.
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© 2015 日本膵臓学会
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