膵臓
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特集 膵インターベンションの最前線
膵癌のIRE(Irreversible electroporation)治療
森安 史典糸井 隆夫永川 裕一土田 明彦
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2015 年 30 巻 2 号 p. 210-218

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抄録
IRE(Irreversible electroporation)は,2008年に米国で市販され,軟部組織の悪性腫瘍の治療に広く使われるようになった.中でも膵癌は放射線療法以外によい局所療法がないことから,IREの治療対象として注目されている.IREはnon-thermal ablationの局所治療法であり,胆管,膵管,血管,消化管などの構造を温存して,細胞のみに細胞死を惹起せしめることから,切除不能局所進行膵癌の治療法として期待されている.本稿では,IREの原理から臨床応用まで,膵癌の新治療法について概説する.
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© 2015 日本膵臓学会
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