日本海水学会誌
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マグネシウム処理海水せんごう塩の異常固結について
食塩の固結機構について (第8報)
増沢 力
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1967 年 21 巻 2 号 p. 57-63

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抄録
石灰乳および食塩電解液でマグネシクムを処理した海水から得た塩は海水直煮および塩田かん水せんごう塩に比較して異常に高い固結傾向を持つ. この固結の実情を調査し, その原因を検討して次の結果を得た.
1. マク守ネシウム処理海水せんごう塩は海水直煮および塩田かん水から得た塩に比して短時聞に著しい固結傾向を持つ. その間結強さは6~12ヶ月保存で1-5kg/cm2と塩田かん水1kg/cm2以下に比べて大きい.
2. 固結の原因としてマグネシウムの少ない附着液は乾燥し易く, 温度低下によるアストラカナイトが析出し易く, この両原因のため固結が進行すると考えられる.
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