日本海水学会誌
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示差熱分析 (D. T. A) による溶存炭酸ガスの挙動の研究
山辺 武郎久保 誠高井 信治梅沢 香代子
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1971 年 24 巻 4 号 p. 163-165

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抄録
多段フラツシユ法による脱塩の際に析出するスケールの生成機構を明らかにするための基礎研究として, 純水と人工海水に溶けている二酸化炭素の脱炭酸ガス温度を, 室温近辺での溶液反応の検出に便利な試作示差装置を用いて求めた.
二酸化素の脱炭酸は人工海水では180℃で, 純水では30.5℃で起こることが知られた.
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