東北大学農学部生物生産科学科
1995 年 49 巻 3 号 p. 140-147
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河口汽水域で優占するマクロベントスである多毛類は, 周年比較的安定して存在しており, この水域に生息する魚類の主な食物源となっている. しかしながら, これら多毛類の個体数密度・現存量や分布場所を種ごとに詳細に見るとかなりの変動がある. 多毛類の季節的消長には様々な生物的要因・非生物的環境要因が影響を及ぼしていると考えられる. とくに種ごとの生活史の特徴, その中でも繁殖様式が, 多毛類の個体群動態に大きく関与していることが推察される.
日本塩学会誌
塩技術研究
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