Synthesiology English edition
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研究論文
サービス工学序説
-サービスを理論的に扱うための枠組み-
吉川 弘之
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2008 年 1 巻 2 号 p. 103-113

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抄録
サービスを理論的かつ体系的に論じるための枠組みを提起する。その枠組みでは、一人の人(ドナー)が他の一人の人(レセプター)にするサービスを原始サービスとし、ドナーから発現したサービスをレセプターが受容することによって生じる結果をサービス効果とする。一般のサービスはそれが媒体によって増幅されたものであるが、経済の仕組みと関係なく存在する原始サービスが道具や様々な社会の仕組みによって増幅され、サービス産業を作り出す。
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© 2008 独立行政法人 産業技術総合研究所
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