抄録
著老らは, 拡散モデルにおけるパラメータの最適化と定量的評価を, 直交配列表を用いた実験的回帰分析の考え方とSN比を応用して行うことを提案した、本報では, この方法を起伏のある地形上における大気汚染予測システム に適用し, Gar6eld地区および栃木地区の拡散実験データについて, パラメータの最適化と定量的評価を行った、その結果, 以下のことを明らかにした。
(1) パラメータの最適値を少ない計算回数で得ることができた。
(2) 寄与率の大きいパラメータは, 大気安定度, 地表面の擬似的な抵抗係数, および風向, 風速の境界条件であった。
(3) この大気汚染予測システムでは, パラメータを最適化した場合のSN比は-4~20dbであった