大気汚染学会誌
Online ISSN : 2186-3695
Print ISSN : 0386-7064
ISSN-L : 0386-7064
大気測定局配置の評価項目に関する一考察
開沼 泰隆岡本 真一塩沢 清茂
著者情報
ジャーナル フリー

1987 年 22 巻 2 号 p. 155-158

詳細
抄録
大気測定局配置の評価を行うためには, 種々の立場から評価項目を抽出し, これらの複雑な項目の相互関係や階層関係を明確にした上で評価項目を選択することが必要となる。
本研究では, 先ず, 文献調査や専門家との討論を通して行政, 経済, 生態学的影響などに係わる評価項目の抽出を行った。次に, 抽出した項目に対してISM (lnterpretive Structural Modeling) 法を適用して, 大気測定局配置を評価する評価項目の階層構造を明確にした。得られた階層構造によって, 従来の研究で検討がなされてきた評価項目の相互関係, 階層関係が明らかになった。
著者関連情報
© 大気環境学会
前の記事 次の記事
feedback
Top