胆道
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症例報告
先天性胆道拡張症に対する分流手術後, 膵炎のために膵頭十二指腸切除, 肝内結石のために肝葉切除がなされた1例
今井 健一郎, 新井田 達雄, 鬼澤 俊輔, 山本 雅一, 河上 牧夫
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2008 年 22 巻 5 号 p. 682-686

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抄録
先天性胆道拡張症に対する分流手術後, 膵炎に対するPPPD後に肝内結石症を発症し, 肝内胆管癌の併存を疑い肝左葉切除を施行した症例を報告する.
症例は72歳, 女性. 昭和45年, 胆嚢摘出術を施行された. 昭和48年, 総胆管嚢腫の診断で肝外胆道切除, 総肝管空腸吻合術を施行された. 平成2年, 膵内遺残嚢腫による膵炎に対してPPPDを施行された. 平成19年, 腹痛の精査目的で施行したCT, MRCPで, 左肝管に狭窄とその末梢の結石像を認めた. 胆汁細胞診でClass IVが検出された. 肝内結石症, 肝内胆管癌疑いとの診断で, 肝左葉切除術を施行した. 胆管狭窄部には膜様狭窄を認め, 病理組織学的に線維性間質が増生しており, 悪性所見は認められなかった.
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© 2008 日本胆道学会
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