胆道
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教育講演
胆管ステンティング
伊佐山 浩通, 中井 陽介, 外川 修, 木暮 宏史, 佐々木 隆, 小俣 政男
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2009 年 23 巻 1 号 p. 45-56

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抄録
非切除胆道癌に対する胆管Stentingは,低侵襲で,合併症の頻度が低く,開存期間が長いのが理想である.中下部閉塞症例では開存期間の長いCovered Metallic Stent(CMS)が第一選択と考えられるが,胆嚢炎,膵炎,逸脱,kinkなどの合併症の頻度が増加する傾向があり,それぞれの危険因子を良く理解することが重要である.またCMSは抜去可能という特長を有しており,閉塞や合併症発症時には有用である.最近では切除可能症例や良性狭窄への応用も試みられている.一方肝門部胆管狭窄例に対しては標準的なstrategyはなく,Plastic stentよりもMSの方が開存期間が長い,挿入経路(内視鏡vs経皮)やドレナージ領域(片葉vs両葉)では有意差がない,ということが判明しており,MSの片葉留置で十分と考えられる.Stentingにおいては,真っ直ぐになろうとする力Axial force(AF)を考慮することが重要である.AFの強いMSではkinkや逸脱が多いので,屈曲の強い症例ではAFの弱いMSを選択したり,なるべくAFが弱くなる長いサイズを選択して合併症を防ぐ工夫が重要である.
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© 2009 日本胆道学会
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