胆道
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第二回 上部胆管癌
上部胆管癌 -US,EUS-
玉田 喜一大橋 明冨山 剛
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2009 年 23 巻 2 号 p. 229-234

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抄録
上部胆管癌はUSによる描出が容易であり,Doppler法の併用で門脈浸潤,右肝動脈浸潤の診断が可能である.一方,EUSによる深達度診断は下部胆管癌より困難である.経乳頭的に細径超音波プローブを胆管内に挿入するIDUSは,上部胆管癌の壁深達度,肝実質浸潤,門脈浸潤,右肝動脈浸潤の診断に有用であるが,リンパ節転移の診断には限界がある.水平方向進展診断はIDUSに最も期待されている領域の1つである.癌による壁肥厚の診断のためにはドレナージカテーテルの影響を受けないように,ドレナージ施行前の初回ERCP時にIDUSを施行する事が大切である.
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© 2009 日本胆道学会
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