胆道
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症例報告
EUS-FNAが診断に有用であった非露出腫瘤型乳頭部癌の1例
肱岡 範原 和生水野 伸匡高木 忠之小倉 健羽場 真千田 嘉毅佐野 力清水 泰博細田 和貴谷田部 恭丹羽 康正山雄 健次
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キーワード: EUS-FNA, 乳頭部癌, 非露出型
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2011 年 25 巻 2 号 p. 196-202

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抄録
要旨:十二指腸乳頭部腫瘍の術前病理診断は時として困難である.症例は67歳男性.肝障害を主訴に来院され,腹部CTおよびEUSにて非露出腫瘤型乳頭部癌が疑われた.ERC下のブラシ細胞診,生検では軽度異型上皮を認めたが,乳頭炎との鑑別は困難であった.確定診断を得るためにEUS-FNAを施行し腺癌の診断を得た.膵頭十二指腸切除術を施行し胆道癌取り扱い規約で高分化型腺癌,8×8 mm,panc0,du1,T2N0M0, stage IIの非露出腫瘤型乳頭部癌であった.乳頭部病変に対するEUS-FNAはERC下の生検法にて診断不能時に有用であると考え報告した.
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© 2011 日本胆道学会
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