胆道
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日本胆道学会認定指導医養成講座
胆道疾患に対する超音波内視鏡検査による診断と治療
伊藤 啓
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2013 年 27 巻 2 号 p. 154-166

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抄録
要旨:胆道疾患の診断に対するEUS関連手技の役割は,病変の拾い上げと質的診断,腫瘍性病変の進展度診断,治療への応用に分けられる.EUSは,胆嚢癌や胆管癌の壁深達度診断や側方進展度診断,乳頭部腫瘍の膵浸潤や胆管膵管進展の診断に有用である.従来の病理学的手法で診断が困難な胆道腫瘍にEUS-FNAが有用と報告されている.
近年,EUSを用いた胆管ドレナージの有用性に関する報告がみられる.消化管を介して肝内外胆管のドレナージを行なう手法であり,瘻孔にstentを留置する方法,ランデブー法,内瘻化するためのルートとして狭窄部にstentを留置する方法がある.急性胆嚢炎に対しても,EUSを用いた胆嚢ドレナージの有用性が報告されている.胃もしくは十二指腸壁を介して胆嚢を穿刺し,ドレナージチューブを留置する手法である.両臓器の間に癒着がないため,胆汁漏出に伴う胆汁性腹膜炎のリスクが高く,手技やデバイスの改良が必要である.
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© 2013 日本胆道学会
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