胆道
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総説
胆嚢隆起性病変の画像診断―良悪性の鑑別診断―
三好 広尚乾 和郎芳野 純治小林 隆山本 智支松浦 弘尚
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2015 年 29 巻 1 号 p. 94-102

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抄録
胆嚢隆起性病変の画像所見を概説した.非腫瘍性疾患にはコレステロールポリープ,過形成性ポリープ,胆嚢腺筋腫症,炎症性ポリープ,腫瘍性病変には腺腫,胆嚢癌などがある.US,EUS,CT,MRIはコレステロールポリープや胆嚢腺筋腫症などにおいて,典型的な画像所見を認めれば鑑別診断に有用な画像診断法である.しかし,10 mm以上のコレステロールポリープなどでは内部エコーが実質様エコーを呈してくるため,典型的な所見が得られなくなる.また,小さなRASを有する胆嚢腺筋腫症では,microcystic areaの検出が困難となり,腫瘍性病変との鑑別が困難となる.大きさに比例して胆嚢癌の占める割合が増加するため,典型的な画像所見を呈さない10 mm以上の隆起性病変では胆嚢摘出術が考慮される.近年,MRI拡散強調像,超音波造影剤を用いたUS,EUSなど新たな画像診断が行われ,良好な成績が報告されており,今後,さらなる診断の向上が期待される.
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© 2015 日本胆道学会
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