2023 年 37 巻 1 号 p. 7-11
ERCP関連手技における近年約15年のイノベーションとして1)0.025インチガイドワイヤーへの移行,2)術後再建腸管症例に対するバルーン内視鏡ERCP,3)困難結石に対するEPLBD,4)ディスポーザブル経口デジタル胆道スコープ,5)ディスポーザブル十二指腸スコープ,などがあげられる.また,EUS関連手技においては1)EUS-FNA,2)EUSガイド下胆道ドレナージ,3)Lumen-apposing metal stentなどがあげられる.胆道内視鏡診療に残された課題として,1)保険収載,保険償還の充足,2)X線被曝の低減,3)ERCP後膵炎の予防,4)選択的胆管挿管100%,5)生検診断能の向上,6)胆管ステントの長期開存,7)AIによる画像の客観化,8)Interventional EUS手技の標準化などがあり,新たな時代に向けて解決すべきである.