研究活動に対する社会の目は年々厳しさを増しており,倫理違反(ミスコンダクト)があると論文が撤回され,社会から批判されてしまう.文部科学省,日本医療研究開発機構(AMED)などでは責任ある研究活動に関するガイドラインを,日本医学会では医学雑誌編集ガイドラインをホームページ上に記載しているので参考とされたい.研究活動に関するミスコンダクトには,捏造,改ざん,盗用・剽窃などがあり,出版に関しては重複投稿・出版,サラミ出版,ハゲタカジャーナルなどがある.少しでも心配な時には投稿時にカバーレターにその旨を記載して,編集委員会の判断を仰ぐ必要がある.オーサーシップに関しては著者となるための資格が明確化されており,それに違反したギフトオーサー,ゲストオーサー,ゴーストオーサーなどのミスコンダクトがある.出版を含めた研究活動は社会に対して責任を持っていることを認識し,期待を裏切らないように心掛けて頂きたい.