胆道
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経皮経肝胆道鏡検査(PTCS)にて診断した胆管内発育型肝細胞癌の1剖検例
角田 二郎井上 博和石黒 淳小川 聡前谷 容酒井 義浩渋谷 和俊
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1995 年 9 巻 4 号 p. 321-325

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抄録
症例は69歳男性. 上腹部痛, 体重減少を主訴に来院. 総ビリルビン値が2.1mg/dlと上昇し, 腹部超音波, CTで肝左葉と肝門部に腫瘤陰影が存在し, 左肝内胆管の著明な拡張が認められ入院した. 入院後, 経皮経肝胆道造影を施行し, 左肝内胆管から総胆管にかけて狭窄があり, さらに経皮経肝担道鏡検査 (以下PTCS) を行ったところ, 左肝内胆管内に黄色調, 易出血性の腫瘍塊が認められた. その後, 肝不全, 心不全を併発し, 死亡し, 剖検の結果は肝細胞癌で胆管内への浸潤が認められた. 肝細胞癌の胆管内発育は比較的まれな発育形式であり, その診断は困難であることが多いが, 我々はPTCSを用いて特徴的な画像を捉え,その診断に有用であったと考えられた.
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© 日本胆道学会
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