谷本学校 毒性質問箱
Online ISSN : 2436-5114
後進へ伝えたいこと
医薬品の安全性と関わって45年
菊池 康基
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2015 年 2015 巻 17 号 p. 109-114

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抄録

 私が武田薬品の研究所に転職し、医薬品の安全性に関わるようになったのは1970年7月で、36歳の夏であった。以来、今年で45年となる。そこで、これまで医薬品の安全性にどのように関わってきたか、自分の足跡を振り返ってみることにする。

 実は、このタイトル「後進へ伝えたいこと」については、本研究会のホームページに連載中の「製薬協・基礎研究部会の思い出」1)にほぼ書きつくしたつもりである。また、遺伝毒性試験については「医薬品の遺伝毒性試験の黎明期(「一向庵」株式会社イーエスサポート、ホームページ)2)に詳しく書いている。そこで、この2編を読まれた上で、この小文をお読み頂くとより理解して頂けると思う。

 これまでの私の活動や行為が、若い方々に何らかの参考になれば幸いである。

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© 2015 安全性評価研究会
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