愛国学園短期大学 家政科 [日本]
2019 年 26 巻 2 号 p. 103-107
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乳幼児期、学童期は食習慣の形成に重要な時期である。平成20 年(2008 年)には保育園と学校において食育の推進が位置づけられた。これにより保育園や学校では様々な食育が行われ、その成果が報告されている。近年ではフランスの味覚教育を参考にして、味の体験や五感への意識、感覚を表現することを重視したプログラムが注目されている。他方、幼児の偏食や児童生徒の味覚感受性の低下も課題に挙げられている。本稿では、幼児を対象とした食嗜好と味覚閾値の調査、および児童を対象とした味覚教育の実践を紹介する。
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