タウリンリサーチ
Online ISSN : 2434-0650
Print ISSN : 2189-6232
タウリントランスポーターの発現と骨量との関連
加藤 俊宏伊藤 崇志山下 剛範操 米田馬 寧
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ジャーナル オープンアクセス

2017 年 3 巻 1 号 p. 33-35

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抄録
タウリンは含硫アミノ酸の一種で、タウリント ランスポーターノックアウト(以下、TauTKO) マウスは野生型マウスと比較して寿命が短く、小 さい体長を示す。体長は骨の形成に影響を受ける ため、TauTKO マウスならびに野生型マウスの大 腿骨を用いて、骨組織の観察を行った。TauTKO マウスの骨組織は野生型マウスと比較して、皮質 骨厚・海綿骨厚の低下、骨密度の低下がみられた。 これらから、タウリンは骨量の維持に関与する可 能性が示唆された。
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© 2017 国際タウリン研究会

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