季刊地理学
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明治中期迅速測図からみた九十九里浜平野の砂質微高地列の区分の再検討
岡崎 清市砂村 継夫
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2001 年 53 巻 3 号 p. 160-166

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抄録

九十九里浜平野において, 完新世における砂質微高地列 (strandplain ridges) の形成過程が議論されて来たが, これら微高地列の区分を明治中期 (1883年頃) の迅速測図の土地利用区分を手懸かりに再検討した。その結果, 従来の区分と異なる6区分をすることができた。海岸寄りの2群は従来通り, 内陸側は4群に区分することができた。

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