東洋食品研究所 研究報告書
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液肥の無機元素組成がロックウール栽培イチジクに及ぼす影響 (第2報)
即効性および濃度依存性の評価
高橋 徹 沖浦 文細見 彰洋
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2025 年 35 巻 p. 45-52

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抄録
国内主要品種‘桝井ドーフィン’を供試し,液肥の無機元素組成と濃度がロックウールで栽培されたイチジクの生育や収量に及ぼす影響を調べている.前報1)において,リンの量が多く,カリウム,マグネシウム,マンガンが少ない液肥の方が,また高い濃度の方が着果率が高いこと,収穫終了後の葉に含まれるリンの量は着果率と正の相関を,鉄の量は着果率と負の相関を示すことを報告した.本研究では,(1)液肥組成および濃度を変更した場合の変化(即効性),ならびに(2)液肥作用における濃度依存性を調査した.(1)の結果では,液肥種および濃度の変更が,着果率に直ちに反映されることが確認された.(2)の結果では液肥濃度に依存して着果率が向上することが示された.しかし,その上限および至適濃度は明確にできなかった.
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