葉数は, 積算気温と正の相関が認められ, 積算気温で約350℃頃(播種後20日頃)までは播種量の多少にかかわらず直線的に増加するが, その後停滞ぎみとなる。この傾向は, 播種量を増すほど著しく, 4葉に達する積算気温は, 播種量が100gでは約550℃, 125gでは600℃, 150gでは約700℃となった。また, 播種後40日の葉数は, 播種後20日頃からの葉数と正の相関が認められ, 播種後40日で4葉に達するためには, 播種後20日頃までに3葉以上となっている必要があり, このころまでの保温的管理の重要性が認められる。