山形県森林研究研修センター
1999 年 4 巻 2 号 p. 19-23
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山形県におけるニホンツキノワグマの生息数と狩猟圧の関係を既往資料から検討した。ここ20年間で狩猟者が約半数になったのに対して,クマの生息数は約1400頭,捕殺数もその約1割で安定していた。クマの個体数推移の簡易モデルによりシュミレーションすると,生息数の約20%を捕殺すると個体群が絶滅する可能性があった。また,生息面積の小さな個体群では捕殺率が高く個体群を存続させるためには捕殺数の管理が必要であることが示唆された。
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