2022 年 2021 巻 p. 43-54
昨今ではSDGsの浸透に伴い、消費者にも「この商品は地球環境に配慮して作られた商品であるのか」という観点からの消費行動が求められている。こうした消費行動の実践は、消費行動を表象する言葉(「エシカル消費」)の認識と関連していると予想される。本稿では、津田塾大学とキユーピー株式会社との連携協定に基づくプロジェクトの一環として2020年度に実施した津田塾大学総合政策学部の学生を対象とするアンケート調査の結果を用い、女子大学生の食生活に関するエシカル消費実践の実態、および、実践と「エシカル消費」という用語の認識程度との関連を分析する。そして、エシカルな消費行動の普及に向けたアプローチについて、分析結果から得られた示唆を述べる。