経腸栄養施行高齢糖尿病患者1症例におけるα-グルコシダーゼ阻害薬投与時間の検討

伊藤 由紀; 山田 哲生; 鈴木 啓介; 板津 武晴

doi:10.11213/tonyobyo.48.197

コメディカルコーナー・報告

経腸栄養施行高齢糖尿病患者1症例におけるα-グルコシダーゼ阻害薬投与時間の検討

伊藤由紀, 山田哲生, 鈴木啓介, 板津武晴

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キーワード: 糖尿病, α-グルコシダーゼ阻害薬 (α-GI), 経腸栄養剤, 用法, 医薬品適正使用

ジャーナルフリー

2005 年 48 巻 3 号 p. 197-200

DOI https://doi.org/10.11213/tonyobyo.48.197

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抄録

経腸栄養施行患者におけるα-グルコシダーゼ阻害薬 (以下, α-GIと略す) の適正使用を考えるため, 経腸栄養施行高齢糖尿病患者1症例において, α-GIの投与時間と血糖レベルの推移を検討した. 経腸栄養開始15分前にα-GIを投与したほうが, 直前に投与するよりも血糖上昇反応は抑えられる傾向にあった. 経腸栄養患者にα-GIを投与するタイミングは, 経腸栄養開始直前よりも15分前が望ましい可能性が示唆された.

責任著者(Corresponding author)

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