日本毒性学会学術年会
第47回日本毒性学会学術年会
セッションID: S17-5
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シンポジウム17
発生発達期暴露による嗅球神経新生影響~毒性評価としての嗅球利用を探る~
*今吉 格
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抄録

従来、ニューロンの産生は発生期においてしか行われないと考えられていたが、ヒトを含めた哺乳類の成体の脳においても神経幹細胞が存在し、ニューロンの新生が一生涯続いている事が解ってきた。新生ニューロンが既存の神経回路に組み込まれる様式と、高次脳機能との関係についても、解明が進んでいる。本公演では、マウス生後脳・成体脳の嗅球におけるニューロン新生について最新の知見を紹介するとともに、毒性評価としての嗅球利用の可能性を探りたい。

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