日本毒性学会学術年会
第47回日本毒性学会学術年会
セッションID: W3-1
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ワークショップ 3
導入および環境暴露解析モデルの新展開
*本田 大士
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抄録

リスクが暴露量×ハザードで定義されるのは、ヒトや環境のリスク評価に共通しているものの、両分野に横断的に取り組んでいる研究者は少ない。本ワークショップでは、ヒト薬物動態解析や環境暴露解析に焦点をあて、シミュレーション技術の高度化やAI技術の普及が予測技術や学問領域をどのように変えようとしているのか、その最前線をレビューしたい。また事例として、著者のグループが河川中の化学物質濃度を高精度に推計するために開発している、水文学に基づく計算科学的アプローチと、地理情報を駆使したデータ科学的アプローチを融合させたハイブリッドモデルについて紹介したい。本シンポジウムをきっかけとして、ヒトと環境分野の暴露予測技術が更に進展するきっかけに繋がれればと願う。

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