日本毒性学会学術年会
第50回日本毒性学会学術年会
セッションID: S15-2
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シンポジウム15: CROにおける毒性学の現状と課題
CROにおけるパソロジストと毒性学
*青木 豊彦
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抄録

近年、医薬品、化学物質や農薬などの非臨床安全性試験は、特にGLP試験を中心として、CROで実施されることが当たり前になってきた。しかし、例えば、医薬品においては低分子化合物から、抗体医薬、核酸医薬、遺伝子治療、再生医療と創薬modalityが多様化してきており、それらの安全性評価においても難易度は高まっており、試験責任者と同様、病理評価を担当するパソロジストにおいても委託者からCROに求められる要求レベルは増大している。このような背景の中、本シンポジウムでは、CROにおける病理評価のあり方、パソロジストの育成の他、Whole Mount imaging (WSI)、digital pathologyなどの新規技術やツールへの対応、など、CROにおける現況と課題を論じてみたい。

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© 2023 日本毒性学会
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