芝草研究
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研究論文
農村畦畔の法面における二重ネット工法によるシバ在来品種「朝駆」植栽の検討
伏見 昭秀橘 雅明長沼 和夫
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2014 年 42 巻 2 号 p. 130-136

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抄録
既存畦畔をシバ在来品種「朝駆」 (Zoysia japonica ‘Asagake’) を主体とする植生に転換するため, 二重ネット工法による植栽において, 6月の植栽時の床土の有無, 二重ネットに鋏むほぐし芝の大きさおよび7月の除草剤処理が, シバの生育に及ぼす影響を雑草の発生をふまえて検討した。植栽1年後のシバの被度の向上には, 床土の効果が大きく, 寄与率は60〜80%であった。植栽時の床土の敷設によって, シバの生育盛期の7月の雑草の発生を抑制できたため, シバは被度が向上したと考えられる。ほぐし芝の大きさについては, ほぐし芝大 (1本あたりの長さは18cm, 処理数は242本/m2) はほぐし芝小 (1本あたりの長さは9cm, 処理数は402本/m2) に比べてシバの活着数は増加するものの, 植栽1年後のシバの被度を向上させる効果は認められなかった。また, 除草剤のアシュラム (37.0%) 液剤 (0.5mL/m2) の7月処理によるシバの被度向上効果も認められなかった。
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© 2014 日本芝草学会
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