芝草研究
Online ISSN : 1884-4022
Print ISSN : 0285-8800
ISSN-L : 0285-8800
実用記事
芝生畦畔における集落営農法人, 地権者の草刈り等による維持管理行動の一事例
伏見 昭秀
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2020 年 49 巻 1 号 p. 15-18

詳細
抄録
広島県東広島市に造成した芝生畦畔, シバ (Zoysia japonica Steud.) において, 集落営農法人, 地権者による草刈り等の維持管理行動について3年間, 調査を行った。集落営農法人による草刈りは4月中旬から10月上旬に2回から4回行われており, 群落高は12〜21cmの範囲で, 対照区の5月, 7月, 9月の年3回草刈りと同程度の維持管理が行われた。一方, 地権者の草刈りは4月中旬から9月中旬に4回から5回で, 群落高は9〜13cmの範囲で, 大型化した雑草は少なく, 群落高は低い状態でシバによる雑草制圧力が見られた。
著者関連情報
© 2020 日本芝草学会
前の記事 次の記事
feedback
Top