抄録
セントオーガスチングラスの耐凍性を究明することを目的に、斑入種と緑葉種を対象にして凍結処理気温による生存状況とハードニング処理 (の影響) について実験を行った。
その結果、緑葉種では茎葉の先端は-3℃、基部は-9℃で、斑入種では茎葉の先端は3℃、基部は-3℃で枯損する恐れのあることが明らかとなり、斑入種は緑葉種に比較して耐寒性が劣った。
ハードニング処理すると緑葉種は-11℃まで、斑入種は-7℃まで生存した。このようなハードニング処理による耐寒性の増大効果は、同処理による葉の水ポテンシャルの低下からも裏付けられた。