宇都宮大学野生植物科学研究センター
2003 年 32 巻 1 号 p. 22-24
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
芝地の代表的な雑草であるメヒシバとスズメノカタビラを取り上げて, これらの雑草の成長とコウライシバの刈高, サッチ, 目砂との関係をガラス室内のポット試験で調べた。その結果, コウライシバの刈高の増加に従い, メヒシバとスズメノカタビラの成長量, 特に茎葉新鮮重が顕著に低下することが明らかになった。また, これらの雑草の成長はサッチ無の条件下で増加する傾向にあったが, 目砂との関連性は不明であった。